スマホスタンドの作成

スマホを触る人たち

毎日の生活に欠かせないスマートフォンですが、動画を見たりレシピを確認したりするときに、ちょうど良い角度で固定できるスタンドがあると非常に便利です。市販のプラスチック製のものも機能的ですが、木製のスマホスタンドを自分で手作りすれば、温かみのある質感がお部屋のインテリアにも自然に馴染みます。

今回は、DIY初心者の方でも端材や少ない材料で簡単に作れる、オリジナルスマホスタンドの作成方法をご紹介します。自分用にはもちろん、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれるアイテム作りに挑戦してみましょう。

端材を組み合わせて作るシンプルな構造

スマホスタンド作りは、ホームセンターで木材を購入した際に余ってしまった端材を活用するのに最適なプロジェクトです。最も基本的な形は、背板となる板とスマホを支える受け皿となる小さな木材をL字型や三角形に組み合わせるだけのシンプルな構造です。

まずはスマホの大きさに合わせて木材をカットします。このとき、スマホを置いたときに画面が見やすい角度になるよう、背板の傾斜を調整することがポイントです。木工用ボンドで仮留めをしてから、釘やビスでしっかりと固定すれば、あっという間に形になります。

もし電動工具を使うのが怖い場合は、強力な木工用接着剤だけで仕上げることも可能ですが、その際は乾燥時間を十分にとって強度が保たれているか確認してください。構造が単純だからこそ、縦置き用や横置き用、あるいは充電ケーブルを通す穴を開けるなど、自分の使い勝手に合わせた工夫を凝らすことができます。

溝を掘るだけでできるミニマルなデザイン

もっと手軽に、そしてスタイリッシュなスタンドを作りたい場合は、厚みのある木材に溝を掘るだけのデザインもおすすめです。ツーバイフォー材のような厚みのある木片を用意し、ノコギリを使ってスマホの厚さに合わせた溝を斜めに入れます。

この方法は木材を組み立てる必要がなく、一本の木から削り出すため、非常に丈夫で安定感があります。溝の深さや角度を微調整することで、スマホの傾き加減を自分好みに設定できるのが魅力です。

ただし、この方法は正確なノコギリの扱いが求められるため、最初はガイドを使って慎重に切り込みを入れると失敗が少なくなります。

完成したスタンドは、木の塊としての存在感があり、デスクの上に置いておくだけでもオブジェのような雰囲気を醸し出します。無垢の木の重量感が、スマホの操作時にもズレにくい安定性を提供してくれるでしょう。

塗装と仕上げで愛着の湧く一品に

形が出来上がったら、最後は仕上げの工程です。カットした断面や角は紙やすりを使って丁寧に面取りを行いましょう。手で触れたときに滑らかになるまで磨くことで、使うたびに心地よい手触りを楽しむことができます。

塗装は、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみてください。木目を活かしたい場合はオイルステインやワックスを塗り込むと、深みのある色合いと艶が生まれます。ポップな印象にしたい場合は、アクリル絵の具で好きな色に塗ったり、ステンシルで文字を入れたりするのも楽しいでしょう。

また、スマホが当たる部分にフェルトや革の端切れを貼ると、スマホ本体を傷から守るだけでなく、デザインのアクセントにもなります。世界に一つだけのスマホスタンドは、使うほどに愛着が湧き、日々のデジタルライフを少しだけ豊かにしてくれるはずです。