
毎日の料理や食事の時間を過ごすキッチンは、家の中でも特に生活感が出やすい場所です。調味料や調理器具が雑然と置かれていると、どうしても作業的な空間になってしまいがちですが、少しの工夫とDIYで、まるでおしゃれなカフェのような空間に変えることができます。
木の温もりや「見せる収納」を取り入れることで、ただ料理をするだけの場所から、過ごすことが楽しくなるお気に入りの場所へと生まれ変わります。
今回は、現状回復が必要な賃貸住宅でも実践できるアイデアを含め、憧れのカフェ風キッチンを作るためのインテリアDIYのヒントをご紹介します。
調味料を統一ボトルで見せる収納にする
カフェ風キッチンの第一歩は、視覚的なノイズを減らし、統一感を出すことから始まります。
市販の調味料をそのままのパッケージで並べていると、色やデザインがバラバラで雑多な印象を与えてしまいます。そこでおすすめなのが、同じデザインのガラス瓶やキャニスターに詰め替えて並べる方法です。
100円ショップやホームセンターで手に入るシンプルな容器に、自作のラベルを貼るだけで、驚くほど洗練された雰囲気になります。DIYで木製のスパイスラックを作成し、そこにお揃いのボトルを整然と並べれば、実用性を兼ね備えたディスプレイの完成です。
木材は古材風の塗装を施すことで、よりヴィンテージ感のあるカフェのような趣を演出できます。よく使う調味料をすぐ手に取れる場所に美しく配置することは、料理の効率を上げるだけでなく、キッチンに立つモチベーションも高めてくれるでしょう。
リメイクシートで壁面や戸棚をイメージチェンジ
キッチンの印象を大きく左右するのが、壁や戸棚の扉などの広い面積を占める部分です。ここをDIYでアレンジすることで、空間全体の雰囲気が劇的に変化します。
手軽に挑戦できるのが、貼ってはがせるタイプのリメイクシートを活用する方法です。例えば、シンク扉の表面に木目調のシートを貼ればナチュラルなカントリー風に、壁面にレンガ調やタイル柄のシートを貼ればブルックリンスタイルのようなクールな印象になります。
最近のシートは質感もリアルで、防水や防汚加工が施されているものも多いため、水回りでも安心して使用できます。
貼る際には、空気が入らないようにスキージーを使って丁寧に圧着し、端の部分をきれいに処理することがプロのような仕上がりにするコツです。
大掛かりなリフォームをしなくても、シート一枚で理想のテイストに近づけることができる、魔法のようなアイテムです。
照明とグリーンで空間に彩りを添える
仕上げとしてこだわりたいのが、照明と植物の演出です。一般的なシーリングライトから、ペンダントライトやスポットライトに変えるだけで、光の陰影が生まれ、カフェのようなムードある空間になります。
配線工事ができない場合でも、ライティングレールを取り付けることで複数のライトを吊るすことが可能です。温かみのある電球色の光を選ぶと、料理も美味しく見え、リラックスできる雰囲気が高まります。
また、キッチンに小さな観葉植物やフェイクグリーンを飾るのも効果的です。無機質になりがちなキッチン用品の中に鮮やかな緑が入ることで、清潔感と癒やしの要素が加わります。
DIYで作った棚の空きスペースにアイビーを垂らしたり、窓辺に多肉植物を並べたりと、グリーンのある暮らしを楽しんでみてください。これらの要素を組み合わせることで、友人を招いてお茶を飲みたくなるような、素敵なカフェ風キッチンが完成します。
